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東京都で11月、不審な男が車を引っかく“10円パンチ”を行う様子がカメラにとらえられた。 男は、運転席のあたりから約1.5メートルくらいのキズをつけ逃走した。 犯行は4回目で、定期的に狙われている可能性があるという。 被害者は被害届を提出し、警察の捜査が進められている。 【画像】車を引っかく“10円パンチ”を行う不審な男（東京・葛飾区）

不審者が車に近づき…

東京・葛飾区の住宅街で11月29日午前5時前に撮影されたのは、帽子をかぶった人物だ。 帽子をかぶった人が止めてあるトラックタイプの車に近づくと、『ギィギィ』と不穏な音があたりに響く。 いったいこの音は何だったのか。 被害者は、「硬くとがったもので引っかいたような感じ。こういう引っかきキズは、“10円パンチ”と」と話す。 翌日、所有者が車に乗ろうとしたところ、車体には10円などの硬貨で線状のキズがつけられる、いわゆる“10円パンチ”とみられる被害が発覚したという。 また所有者によると、車にキズをつけたとみられる人物は、“高齢男性”に見えたと話す。 映像では車に近づくと、ポケットから何かを取り出し、運転席のドア近くで何やらガサゴソとしていた。 その後、男がいたドア部分に引っかいたような傷跡が白い線状となって残されていた。 ドライバーは、「前と後ろのドアを合わせると、1.5メートルくらいの範囲でキズがついていた。腹立たしい」と怒りをあらわにしている。

度重なる…いたずら行為

さらに、被害者の愛車への被害は今回だけではないという。 「今回で4回目だと思う。過去にもあって、半年に1回ぐらいやられるので、同じところにだんだんキズが増えていくので、おかしいと思ってカメラを仕掛けた」と被害者は話している。 車の所有者は被害届を提出し、警視庁は捜査を進めている。 （「イット!」 12月24日放送より）