2024年夏のボーナス、いくらもらえる?新NISAなど「資産運用」でどのくらい増えるかシミュレーションしてみた
2024年の夏のボーナスは、どのくらいもらえるのでしょうか。 ボーナスの金額予測や、去年との比較をご紹介します。さらに、ボーナスを使って資産運用をした場合、どのくらいお金を増やすことができるのか、シミュレーションをしてみます。 【写真でみる】前年比プラス2.9%…2024年夏のボーナス予測を【グラフ】でチェック ボーナスを使って資産運用をしたいと考えている方は、ぜひチェックしてみましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
2024年夏のボーナス予測「民間企業」の場合
まずは、2024年の夏のボーナス予測をご紹介します。 三菱UFJリサーチ&コンサルティングが発表した「2024年夏のボーナス見通し」から、夏のボーナスの動向予測について詳しくみていきましょう。 同資料によると、民間企業(調査産業計・事業所規模5人以上)の2024年夏のボーナスは、一人当たり平均支給額40万8770円。 前年に比べてプラス2.9%の数値であり、3年連続で増加が見込まれています。 また、厚生労働省の調査によると去年、2023年の夏のボーナスは前の年より2%増加。その勢いのまま伸びは拡大して、連続で前年を上回ると予測しているようです。 次の章では、2024年夏の国家公務員(管理職および非常勤を除く一般行政職)ボーナスをみていきましょう。
2024年夏のボーナス予測「国家公務員」の場合
国家公務員(期末・勤勉手当)の平均支給額について、同資料からみていきましょう。 国家公務員(期末・勤勉手当)は65万9500円の見通しと記載されています。 こちらも、前年の賞与と比較してプラス3.5%をマーク。前年に続き、大きめの増加予測といえるでしょう。 ボーナスの使い道は人それぞれ。しかし、前年からもらえる額が変動するとなると再度悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。 次の章では、夏のボーナスを使って一括投資をした場合、どのくらいお金が増える可能性があるのか調べていきます。
【積立投資シミュレーション】夏のボーナスを一括投資した場合
今回は、以下の条件で一括投資をした場合、どのくらいお金が増えるか見ていきます。 なお、今回のシミュレーションでは、野村證券のシミュレーションツールを利用します。 ●<投資条件>ボーナス✕積立投資シミュレーション(1) ・投資金額:50万円 ・想定利回り:年間5% ・運用期間:10年 ●<運用結果>ボーナス✕積立投資シミュレーション(1) ・投資元本:50万円 ・運用利益:31万4000円 ・運用結果:81万4000円 50万円を一括投資した場合、今回のシミュレーションでは「10年間で約30万円」増やせました。 運用期間が長くなればなるほど、さらに大きく増える可能性があります。 たとえば同じ運用条件で、投資期間が20年間の場合をシミュレーションしてみると、合計約132万7000円。さらに30年間では、合計216万1000円となります。 あくまでシミュレーションではありますが、投資元本50万円の資産が、30年間で4倍以上に増える可能性があるとわかります。 次の章からは、手元の余剰資金もあわせて投資したケースをシミュレーションした結果をみていきましょう。