「SHOGUN 将軍」でエミー賞受賞のフィルムエディター三宅愛架 映像編集職の深い魅力を語る
周りを気にせず、自分のやれることをやるだけ
水嶋:常にポジティブで、素敵な笑顔の三宅さん。どのようにそのマインドをキープしているのですか?
三宅:海外で日本人女性というと、どうしても二の次にされてしまうことがありますが、気にせずに自分のやれることをやれるだけやっていこう、そう思っています。あとは常に自分に正直な選択をすることですね。
水嶋:同じロサンゼルスを舞台に活動している身として、私も三宅さんのような思考を持ち、がんばりたいと思いました。物事の結果だけでなくプロセスも大事ですよね。
三宅:その通りですね。ネガティブなことがあったとしても、どう対応したかで、自分を誇れると思います。どんな苦境でも、解決方法を探してポジティブでいたいですね。
水嶋:フィルムエディターの仕事は「裏方で地味な仕事に思われがちだけれど、もっと前に!」という言葉や、女性が活躍する場が少ない業界の中で引け目を感じずポジティブに挑む姿にも、女性として共感を覚えました。
TEXT:ERI BEVERLY