「中身がパッケージと違う」人気チョコレートが消費者から訴えられる 支払い請求額は驚きの7億4000万円
セールスアップのためか? パッケージだけ変えていた…
USAトゥデイ紙によればパッケージは常に「虚偽的」だったわけではなく、2~3年前までは絵と実際の商品は一致していたと申し立てのなかで主張されている。ビジネス・インサイダー誌は、セールスと利益を増やすため、ハーシーズ社が3年前からパッケージを変えたという見方が示されているとしている。ここまで聞くとケリーさんの訴えに一理あると思えるが、ハーシーズ側はメディアの要請に対しコメントを控えている。 ちなみに、昨年誤解を招く広告等で訴えられた企業はほかにもある。ビジネス・インサイダー誌によれば、ある男性が外食チェーンの「骨なしチキンウィング」がほぼチキンナゲットだと訴えていた。この男性はマウスウォッシュ、グラノーラ、ポリ袋などを作る企業の宣伝文句も誤解を招くと訴えており、訴訟大国ならではのトンデモ訴訟はまだまだ健在のようだ。
文:山川真智子