ピーキーすぎて無理?そんなことなし!不安皆無のNM4に一度はまたがってみな!【今週の愛車ピックアップ】
ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクを毎週1台紹介するこのコーナー。今回紹介するモデルはホンダ「NM4-02」、オーナーはWebikeユーザーさんです。 【画像】ピーキーすぎて無理?そんなことなし!不安皆無のNM4に一度はまたがってみな!
NM4-02(745cc) オーナー:Webikeユーザーさん
低いシートが沈みこみ、フロントが持ち上がった独特のスタイル。スクーターみたいな流線形デザインに対して、戦闘的なマスク……「ア〇ラに出てました?」と言いたくなる、唯一無二のモデルがホンダ・NM4シリーズ。NM4自体はあまりにもインパクトのでっかいデザインから、乗ったことはなくとも知っている人は多いのですが、2種類のバリエーションがあるというのはなかなか知られざるポイント。オリジナルの「NM4-01」に加え、リア部分に左右それぞれ7.5Lものユーティリティボックスを採用、グリップヒーター・ETCの標準装備といったデラックスなバージョンが「NM4-02」です。 そのスタイルから、新手のビッグスクーターのように思っている人も多いのですが、このNM4は「NC750」とベースを共通とするOHC水冷2気筒エンジンを搭載し、ミッションはマニュアルミッションのそれ。しかし、現在では「アフリカツイン」「レブル1100」などにも採用されている「DCT(デュアルクラッチトランスミッション)」によって、オートマティックな変速を行ってくれるうえ、クラッチレスなマニュアルでのシフトチェンジもできる……という便利な機能によって、さながらスクーターのような操作感も持っています。クラッチレスのため、よく見ると「スーパーカブ」と同様、左ハンドルにレバーがありません。 そんな便利なNM4ですが、やはり特徴的なデザインのためか見かける機会はなかなか少なく、2016年には最終モデルとなってしまいました。しかし、気にいる人にとっては唯一無二のかけがえのないスタイルなのは間違いなし。「Webikeユーザー」さんのインプレッションでも、「こんな足つき良くて、タチゴケ不安皆無な大型バイク無いよ」と断言している足つきによって、見た目以上に取り回しも安心(650mmのシート高は数あるバイクの中でも最低クラス。ちなみにモンキー50は660mmと、10mmモンキーのほうが高い!)。大容量のボックス、フットボードタイプのフォワードコントロールでのびやかな姿勢、気楽で便利なDCT……大型バイクのイメージを覆すNM4、隠れた名車と言えそうです。