【移籍情報】浦和レッズレディースのFW清家貴子が海外移籍へ!今季限りでの退団を発表「この決断をするのに本当に時間がかかりました」 | WEリーグ
【国内サッカー・ニュース】三菱重工浦和レッズレディースは24日、FW清家貴子が海外移籍への準備のため、今シーズンをもってチームを離れることを発表した。 ●【動画】ACL特別編:どん底からアジアの頂点へ -ポープ・ウィリアムの覚悟-
ここまで18勝2分1敗という圧倒的な成績で首位を走り、2年連続のWEリーグ連覇を決めている三菱重工浦和レッズレディース。今季、エースとしてチームをけん引してきたFW清家貴子が今シーズン限りでクラブを離れる決断を下した。 東京都西東京市出身の清家は、浦和レッズレディースユースの下部組織出身。2014年3月にトップチームに登録されると、初年度から24試合に出場し、8得点をマーク。その翌年にはトップチームに昇格し、なでしこリーグ1部新人賞にも輝いた。2020シーズンには主力としてリーグ優勝に貢献し、自身初のベストイレブンを受賞した。 WEリーグ創設後も浦和一筋で、ベストイレブンと優秀選手賞を2度受賞。また今季は、10試合連続ゴールというWEリーグの新記録を樹立し、ここまで21試合で18得点という成績でWEリーグの得点ランキングのトップを独走している。 また2019年にはなでしこジャパンに初選出。2023年に行われたFIFA女子ワールドカップに出場。国際Aマッチでは、通算20試合に出場し、7得点と代表でも結果を残してきた。 なお25日に行われるWEリーグ最終節で、三菱重工浦和レッズレディースは日テレ・東京ベレーザと対戦し、試合後には優勝セレモニーを行う予定となっている。 今回の発表を受けてクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。 「三菱重工浦和レッズレディースを応援してくださるすべてのみなさまへ このたび、海外挑戦のためレッズレディースを離れることに決めました。この決断をするのには本当に時間がかかりましたし、今でも実感はないです。15年間この浦和レッズというクラブでプレーできたことは自分にとって本当に素晴らしい時間で、浦和レッズのエンブレムをつけて戦えたことが誇りです。浦和レッズを通して出会えたすべての方々に感謝しています。本当にありがとうございました。 一度この大好きなクラブを離れ、新たなステージでチャレンジをしてきます。そしてさらに大きく成長してこのクラブに帰ってきたいと思っています。 少し遠くにはなりますが、これからも応援よろしくお願いします。行ってきます!!」