マカオ国際空港の出発ゲートに新たな複合小売店「葡韻」がオープン
マカオの主要な空の玄関口・マカオ国際空港の運営会社にあたる澳門國際機場專營股份有限公司(CAM)は10月8日、同空港の出発ゲート南側G階(制限エリア)で新たな複合小売店「葡韻(Lusocasa)」が前月(9月)27日から営業をスタートしたと発表。 同店はマカオ市街地でベーカリーショップチェーン「東望洋餅家(Pedaria da Guia)」を展開する東望洋手信有限公司が公開入札を経て出店したもので、同社が展開する食品系土産ブランド「葡韻」の各種コンフェクショナリー類のほか、エッグタルトやポークチョップバーガーといったマカオの特色あるストリートフード、ミルクティー、コーヒーなどを取り扱うという。
CAMでは、空港利用者に多元的なサービスを提供すべく、地元及び国際ブランドの誘致への取り組みを続けているとした。 マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港。コロナ禍で旅客輸送量が落ち込んだが、2023年の年初以降はアフターコロナで旅客輸送量の回復が進んでおり、今年1~9月累計の旅客輸送量はコロナ前2019年同時期の約8割まで回復している。日本路線については、成田国際空港及び関西国際空港との間にマカオ航空が直行定期便を就航している。