世界で“争奪戦”…バイオ燃料となる使用済み天ぷら油『廃食油』国内回収と消費が日本のエネルギーの支えに
熊澤社長: 「廃食油の回収から製造といったサプライチェーン全体の完成もまだまだなので、供給量の課題もあると思う。一つずつ課題を潰しながら構築しながらやっていくことが必要」 カーボンニュートラル社会の実現に向け熱を帯びる“天ぷら油争奪戦”。世界が欲しがるその「廃食油」は、この国にもまだ眠っている。 全油連 塩見正人事務局長: 「年間10万トン程度が全家庭からの廃食油排出があると考えられている。この10万トン、ほぼほぼ捨てられております。自治会の回収であったり、スーパー・コンビニでも『回収拠点を置かしてほしい』と協力の要請はさせていただいているので、市民の皆さまにご協力していただくことで、油がリサイクルできることを理解いただけたら」
2024年5月17日放送