京福バスの廃止・減便は計20路線で実施と公表 深刻な運転士不足で10月1日から
京福バス(本社福井県福井市)は8月7日、深刻な運転士不足を受けて検討してきた10月1日からの路線バスの廃止・減便について、嶺北6市町で運行する20路線で実施すると公表した。廃止は市町をまたぐ広域路線を含む5路線となるが、一部路線で運行区間を限定した代替交通なども検討している。廃止を含めた平日の減便数は166便となり、現在平日に運行している全路線の本数の4分の1を減便することになる。 【写真】京福バスが制帽の着用を取りやめ 7日に福井市内で開かれた路線バス人材確保緊急対策会議で明らかにした。 廃止を含めた曜日別の減便数は平日166便、土曜日136便、日曜・祝日146便。現在の全路線の運行本数と比較した減便率は平日25%、土曜日26・6%、日曜・祝日は30・9%となる。 廃止する5路線は、▽茱崎線(福井市―越前町)▽大学病院新田塚線(福井市―永平寺町)▽大学病院線(福井市―永平寺町)▽心臓センター町屋線(福井市)▽清水織田線(福井市―越前町)。
福井新聞社