RS250風!? マックス・ビアッジとアプリリアレーシングが生み出す、究極のマシン「RSV4 X ex3m」
限定30台、80000ユーロのバイクがもたらすもの
このRSV4 X ex3mの価格はVAT(付加価値税)別80000ユーロで、9月からFACTORYWORKS.APRILIA.COM でオンライン予約のみで販売される。購入者はノアーレのアプリリアレーシングでバイクを受け取り、レーシング部門を訪問することができるという。また、各車両にはリミテッドナンバーが刻まれ、ヤシ製のノートパソコン、専用のバイクカバー、専用カーペット、リアスタンドが提供される。 たった30台限定となるRSV4 X ex3mは、アプリリアレーシングが立ち上げたファクトリーワークスプログラムの一部であり、ノアーレのレーシング部門で考案されたプロジェクトだ。派生シリーズ選手権を最高レベルで競うライダーや、最高のパフォーマンスを備えたRSV4やTuono V4を求めるライダーのために、レースで開発されたテクノロジーを提供するために設計されている。この特別なバイクを手に入れられる人は幸運であり、今まで経験したことのないライディングを体感することになるだろう。
RSV4 X ex3m主要諸元(2024)
エンジン:65° V型4気筒1099cc(SBK レース仕様) 排気システム:SCプロジェクト製チタン、カーボンファイバー ダブルエンドテールパイプ付き ECU:APX(アプリリアレーシング)、専用キャリブレーションおよび GPS システム付き 最大出力:230 HP / 13500 rpm 最大トルク:131 Nm / 11000 rpm ホイールリム:フルカーボンファイバー GP TEK (フロント 17’x3.5’’、リア 17’x6’’) ブレーキシステム:ブレンボ GP4 MS モノブロックキャリパー、ブレンボ PR19x16 マスターシリンダー、Z04 ブレーキパッド フロントブレーキディスク:ブレンボ DP 330 ‘T Drive’ ブレーキディスク、厚さ 5.5 mm フロントサスペンション:オーリンズ FKR 加圧カートリッジ、機械式。スプリングプリロードと油圧圧縮およびリバウンドダンピングを調整可能。 リアショックアブソーバー:オーリンズ TTX、機械式 GP 由来のピギーバック、スプリングプリロード、ホイールベース長、専用油圧、圧縮、リバウンド調整可能。 ステアリングダンパー:オーリンズ製 調整可能 フェアリング:モトGP仕様 パン コンポジティ製カーボンファイバー製 エアロダイナミクス:パン コンポジティ製カーボンファイバー製フロントウィング、アンダーウィング、コーナリングウィング タイヤ:ピレリ スリック ディアブロ SBK フロント SC-1 125/70、リア SC-X 200/65 乾燥重量:165 kg 価格:80,000ユーロ(ヨーロッパ・税抜き)
後藤秀之