内縁関係の男性を包丁で刺した女に有罪判決…誘い出して犯行「計画性あり非常に危険」
大分県別府市で4月、内縁関係の男性を包丁で刺してけがを負わせたとして、傷害罪と銃刀法違反に問われた無職の女(51)の判決が21日、大分地裁で開かれた。北島聖也裁判官は懲役2年、保護観察付き執行猶予5年(求刑・懲役2年)を言い渡した。
判決などによると、女は4月6日、別府市内の駐車場で、内縁関係にあった男性の腹部を包丁で突き刺すなどし、全治約1週間の傷を負わせた。
北島裁判官は、女が男性を誘い出して犯行に及んだことから「計画性があり、非常に危険」と指摘。一方、女が反省し、「被害者と二度と接触しないと約束している」などとして、執行猶予を付けた。
事件を巡っては、別府署が4月、殺人未遂容疑で現行犯逮捕。その後、大分地検が傷害罪と銃刀法違反で起訴していた。