京都が4連敗で最下位に転落! チョウ監督「しっかり選手に要求する」 川崎颯太「本当に情けない」
◆明治安田J1リーグ▽第14節 浦和3―0京都(15日19時30分・埼玉スタジアム、高崎航地主審) 京都がアウェーで浦和に0―3で大敗し、4連敗で最下位に転落した。 前半42分、浦和MF安居海渡に強烈なミドルシュートを決められ、先制点を献上。後半10分にMF渡辺凌磨、32分にFWチアゴサンタナにダメ押しの3点目を浴びた。 攻撃陣は後半1分にMF福岡慎平のシュートが左ポストに直撃。同26分には京都MF宮吉拓実のシュートがクロスバーを直撃するチャンスはあったが、無得点に終わった。 チョウ貴裁(キジェ)監督は「前半からレッズさんの特長を出させないように、自分たちの特長を出せるように勇敢に相手に向かっていったつもりだけど、最後のところで自分たちの勇気がなくて、シュートを足を振って外すというよりやりきれなくて終わってしまう場面があったことで、彼らの決定力に火をつけてしまった」と振り返った。 さらに「今日の試合も悪くはなかったけど、結末がつかないと自分たちの起承転結の起・承・転の全てを否定してしまいそうな気持ちになるが、そことここは分離して考えないといけない。選手がゲームに勝つために、最後のところの責任感を両ゴール前で持てるようにならないと、悪くはなかったのにねという試合が永遠に続くだけ。監督として言うべきことはしっかり選手に要求していきたい」と話した。 ドロ沼の4連敗となったが、試合後はアウェーに駆け付けたサポーターから拍手と「京都コール」で鼓舞された。 U―23日本代表MF川崎颯太は「プロである以上は結果を出さなきゃいけない。今日の内容と結果で自分たち自身、本当に情けなく感じるし、悔しい気持ちです。次にすぐ試合があるので、気持ちの切り替えだったり、最大の準備をして勝たせられたらと思う」と前を向いた。
報知新聞社