【明日開幕!愛知大会展望】 ノーシードから4連覇狙う愛工大名電を止めるのはどこだ!? モイセエフを再び甲子園で見られるのか? 春の東海王者・中京大中京は8強までに二つの壁
公立校で唯一のシードとなった西尾東は初戦で昨夏のベスト8の中部大一と当たりそう。いきなり難敵だ。勝ち上がれば杜若が待ち受けることになりそうだ。5回戦では好チームに仕上がっている豊橋西、名古屋市工、渥美農の公立勢か豊田大谷、岡崎城西あたりと当たることになるだろう。勢いに乗れば6年前の躍進を再現できるか。 10年ぶりにセンバツ出場を果たした豊川は、モイセエフ ニキータ外野手(3年)の打撃が最大の注目ポイント。初戦で愛知啓成と安城南の勝者となる。どこまで投手陣が整備されてきているのかがカギを握るだろう。平野 将馬投手(2年)と中西 浩平投手(2年)が2枚看板が中心となるだろう。 このゾーンでは溝﨑 要仁捕手(3年)の打撃が期待される岡崎工科、毎年夏にはきっちり仕上げてくる刈谷、名市工芸などもいる。反対ゾーンからは堺 千真投手(3年)のいる大成が出てきそうだが、名経大市邨、刈谷工科なども侮れないだろう。 ノーシード・愛工大名電の4連覇をどこが阻止するのか。全国屈指の激戦区・愛知の盛り上がりに期待したい。