交通事故の発生件数は減少傾向だが...高齢者が加害者となる事故の割合27.7%と全体の3割【佐賀県】
サガテレビ
県内で人がけがをする交通事故の発生件数は減少傾向にあるものの、高齢者が加害者となる事故の割合が高くなっていることが県警察本部のまとめで分かりました。 県警察本部によりますと、県内で発生した人身事故件数は、5年前の2019年が5040件だったのに対し、今年は10月末までで2159件と減少傾向だということです。 一方、人身事故の中で高齢者が過失の割合が大きい第1当事者となった事故の割合は、5年前から少しずつ上がり、今年は10月までに27.7%と全体の3割を占めています。 高齢者の事故原因で最も多いのは出会い頭の事故が3割、次いで追突事故となっています。 警察は、運転免許試験場で70歳以上を対象とした無料の技能実習など、高齢者への安全運転指導を行っているということです。 また22日、長村順也本部長の離任会見も行われ、長村本部長は、「国スポ・全障スポでの大規模な業務を県警が主体的に行えたことが大きな経験になる」などと感想を述べました。
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