橋本大輝、NHK杯棄権 3冠狙うパリ五輪へぶっつけ本番 公式練習で右手中指を負傷「五輪本番に向けて大事を取り」
日本体操協会は16日、男子で24年パリ五輪代表に内定している橋本大輝(セントラルスポーツ)が、NHK杯(男子は17、19日・高崎アリーナ)を棄権すると発表した。 15日に行われた公式練習の平行棒で、右手中指を負傷。日本協会は「所属ならびに日本体操協会、日本選手団の判断も含め、パリ五輪本番に向けて、大事を取り、棄権することといたしました」とした。橋本はパリ五輪で団体、個人総合、種目別鉄棒の3冠に期待がかかっている。 15日には公式練習前に取材に応じ「NHK杯を終えるとパリ五輪まで試合がない。前哨戦として良い演技を2日間やって、パリまで自信を持っていけるように準備をしていきたい」と意気込みを語っていた。 橋本は21年東京五輪で2冠し、22、23年世界選手権では個人総合連覇を達成。実績からすでに五輪代表には決定している。NHK杯では橋本を除く上位2人と、チーム貢献度から2人が代表に決定する。
報知新聞社