〔ロンドン外為〕円、154円台後半(13日正午)
【ロンドン時事】13日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、時間外取引の米長期金利の動向を眺めた展開となり、1ドル=154円台後半に下落した。正午現在は154円77~87銭と、前日午後4時(154円47~57銭)比30銭の円安・ドル高。 トランプ次期米大統領が掲げる政策で高まるインフレ圧力に警戒感が膨らむ中、米金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが進んだ海外市場の流れを引き継いだ。序盤は約3カ月半ぶりとなる155円台で推移したが、その後の米金利低下を受けて円は下落幅を縮小。午後の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、持ち高調整の動きも出た。 対ユーロは1ユーロ=164円64~74銭(前日午後4時は163円89~99銭)と、75銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0632~0642ドル(同1.0604~0614ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2750~2760ドル(同1.2758~2768ドル)。