現代の書道の在り方を追求 書家 村上翔雲の作品展/兵庫県
兵庫県明石市を拠点に活動した書家村上翔雲の作品を集めた企画展が1月4日から明石市立文化博物館で開かれています。 【動画】現代の書道の在り方を追求 書家 村上翔雲の作品展
古典の学びを取り入れながらも、現代の人が読めるような字体で表現された書が並んでいます。 明石市立文化博物館では、46歳の頃に明石市に移り住み活動した書家の村上翔雲(むらかみ・しょううん)が遺した作品およそ70点を集めた企画展を開催しています。 1932年に広島県で生まれた村上翔雲は、戦争当時尾道市にいて原爆の被害を免れましたが、峠三吉(とうげさんきち)の「原爆詩集」を題材にした書を手掛けるなど、俳人や詩人と交流を重ねながら、現代の人にも理解されるような書を追求してきました。 会場では書道に精通していなくても楽しめる魅力あふれる書が多く並んでいます。 この企画展は1月26日まで開かれています。