大掃除で「黒い汚れ」が驚くほど浮き出る場所4つ。汚れ落ちの気持ちよさがクセになる
●2:浴槽の下
エプロンを外して、浴槽下が洗えるタイプの場合、大きいワカメ状の汚れが大量に流れ出る可能性があります。排水口をビニール袋に水を入れたもので栓をしたら、なるべく長くつけおきします。 上手く栓をできなくても大丈夫。10分もつけおきしてシャワーで強めにすすげば、大きな汚れがゆったり流れ出てきてます。いろいろな方向から強いシャワーを当てるとたくさん出やすいです。
●3:洗濯槽
洗濯槽を掃除する際、塩素系の漂白剤は汚れを分解してしまうので、黒い汚れはほとんど出ません。酸素系漂白剤でつけおきして、何度か「洗い」モードで攪拌すると洗濯槽のカビが浮かびあがり、ピロピロしたワカメ状の汚れが大量に発生します。 なるべくネットですくい出しておくと、脱水後に洗濯槽にこびりつきません。
●4:キッチンの換気扇
換気扇の油汚れも、つけおきで取れると気持ちがよいです。油汚れが落ちる瞬間は見られませんが、つけおき後に軽く磨くとスルッと取れてツルツルになるのが実感できます。 可能であれば、一緒に五徳や魚焼きグリルもつけ置きするとコゲが落としやすくなります。 大掃除といえば、ゴシゴシ磨いて大変なイメージがありますが、家の汚れはほとんどが酸性なので、強力なアルカリ性である酸素系漂白剤でつけおきすれば、簡単に落とせます。 ゴミがはがれて浮いてくるのを実感しながら、ぜひ大掃除を楽しんでみてください。さらに、掃除前と後の写真を残しておくと、汚れ落ちを比較できて楽しいですよ。 酵素系漂白剤で手荒れすることもありますので、使用する場合にはゴム手袋をしましょう。 塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。クエン酸や酢などの酸性のものと混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けて。また、特集で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具、家電によって使用できないものもあります。各種取扱説明書、もしくは洗剤の注意書きを確認し、使用すること。各種洗剤を使用する際はゴム手袋を着用して、塩素系漂白剤を使用する際は手や目を保護し、十分に換気してください
よしママ