令和はネズミ男がモテる! いま、世界中から熱い視線を集める〝げっ歯類系”男子とは?
「しょうゆ顔・ソース顔」、「肉食系・草食系」など、男性の評価軸は時代とともに移り変わってきた。Z世代の新たな価値観がメジャーになりつつある今、欧米では「ローデント・マン(Rodent Man)」なる概念が注目されている。 【画像】令和のモテはコレ!〝げっ歯類系”男子まとめ
ローデント・マンとは?
「ローデント」とは直訳すると「げっ歯類」、つまりネズミやリス、モルモット、ビーバーなどを意味している。BBCによれば、ローデント・マンと言われる男性たちには、「とがった顔の造作、大きめの鼻、髪はクシャッとしがち」などの共通の特徴がある。またDazedでは、「筋肉質というよりスラリとしている」「一般的な意味ではハンサムではないことが多い」ともしている。 具体的には、映画『デューン』や『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のティモシー・シャラメ、『スター・ウォーズ』シリーズでカイロ・レンを演じたアダム・ドライバー、『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランドなどが例として挙げられる。「ローデント・マン」の概念が生まれたきっかけは、映画『チャレンジャーズ』の共演者、マイク・ファイストとジョシュ・オコナーがそれぞれネズミっぽい、というネット民の指摘だった。 ローデントとは「げっ歯類」全体を指す言葉なので、「ローデント・マン」と呼ばれる人々の容貌にもかなり幅があり、他にもジェレミー・アレン・ホワイト、シム・リウ、大御所からはダスティン・ホフマンやウィレム・デフォーといった名前も上がっている。 さらにDazedいわく、「ローデント・マン」には「有害な男らしさへのアンチテーゼ」としての意味合いもあり、配慮のある姿勢、独特だが温かい人柄、などのイメージも含まれている。たとえばティモシー・シャラメは、ステラ・マッカートニーなどサステナブルで知られるブランドを積極的に着用することで知られている。トム・ホランドは交際相手のゼンデイヤの写真を折りに触れ自身のInstagram にポストし、微笑ましく受け止められている。