ジープのプレミアムラインは、フル電動化に加えてデザイン性能に要注目!2024年秋デビュー予定の「ジープ ワゴニアS」の全貌が見えてきた
ガソリン仕様とは別にオールエレクリックとして登場する「ワゴニアS」
2024年1月31日(現地時間)、ステランティスグループは2024年秋に発売が予定されている新型SUV「ジープ ワゴニアS」の新たな写真を公開した。オールエレクトリックのラージSUVとして登場するジープ ワゴニアSは、2024年秋に北米で発売が開始され、その後グローバルで登場登場別に展開される計画で、フロントマスクはすでに公開されていたが、今回は外観や内装の一部が明らかとなった。 【写真はこちら】斬新な7スロットグリルはスリークで、エクステリアはスタイリッシュ(全6枚) 1963年に発表された初代ジープ ワゴニアは、高い悪路走破性に加え、豪華なインテリア、高級な素材や装備を備えて登場。その革新的なコンセプトで、「ラグジュアリーSUVの元祖」と言われている。また、1984年にはロングボディのグランドワゴニアもデビューし、存在感をさらに増している。 その後、ワゴニアという名称は1990年代に一時姿を消したが、2021年に2代目ワゴニア/グランドワゴニアとして登場。「ラグジュアリーSUVの元祖」という伝説的な歴史を受け継いで、およそ30年ぶりに、ジープの最上級フルサイズSUVとして復活を果たした。その現行モデルは日本市場には導入されていないが、北米市場で高い人気を誇っている。 そして、2024年1月にジープは、オールエレクリックの「ワゴニアS」を2024年内に北米市場から販売を開始すると発表、一部の画像とスペックを公開して大きな話題を呼んだ。この時、フロントマスクが公開され、STLA-Large プラットフォームをベースに最高出力600psの電動パワーユニットを搭載し、0→100km/h加速約3.5秒というパフォーマンスも明らかになった。
期待される日本導入、ボディサイズはガソリン仕様よりもコンパクト?
今回追加公開された外観と内装の画像によると、伝統の7スロットグリルや特徴的なフェンダーアーチなど、ひと目でジープとわかるデザインを採用しながらも、LEDが組み込まれた斬新な7スロットグリルはスリークで、エクステリアはスタイリッシュでスポーティに仕上げられていることがよくわかる。 現行ワゴニアよりもシャープな印象で、詳細は明らかになっていないが、ボディサイズもコンパクトではないかと思われる。 インテリアは現行ワゴニアのものをベースにしながら、インパネ、センターディスプレイなど合計4つのディスプレイを装備して先進性をアピール。ジープによれば、「職人が丁寧に仕上げたディテールとシームレスに統合されたプレミアムテクノロジーアンビエントライト」も装備、19スピーカーのオーディオシステムがオプションで設定されるという。 また、デュアルペイント パノラミックサンルーフも装備、電動化に合わせて開発された、新しいジープ独自のセレクテレイン4輪駆動システムも採用される。 新型ジープ ワゴニアSは、024年に米国で先行発売された後、欧州市場をはじめグローバルに展開。右ハンドル仕様も開発されることもアナウンスされ、日本導入の期待が高まっている。
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