厚労省が食べ残しガイドライン 「持ち帰り」は客の自己責任が前提 食品ロス削減へ
All Nippon NewsNetwork(ANN)
レストランなどでの食べ残しの「持ち帰り」を巡り、厚生労働省は客側の自己責任とするガイドラインを取りまとめ、6日、発表しました。 取りまとめられた「持ち帰りに関する食品衛生ガイドライン」によりますと、対象はレストランや居酒屋、ホテルのビュッフェなどで、持ち帰りは客側の自己責任が前提だとしました。 そのうえで、食中毒などの健康被害を防ぐため、持ち帰ることのできる食品は店側が判断することや客は帰宅後に持ち帰った食品を速やかに食べることなどが示されました。 消費者庁などによりますと、2022年度の国内の「食品ロス」は472万トンで、これは毎日1人あたり“お茶碗およそ1杯分”の食べものを捨てていることになるということです。 厚労省は「食品ロス」の削減につなげたいとしていて、来年度から運用を開始する方針です。
テレビ朝日