高商、左腕対策に汗 初戦「できすぎ」気持ち切り換え次戦へ /香川
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会に出場している高松商は初戦突破から一夜明けた24日、大阪府熊取町のグラウンドで練習に汗を流した。前日の快勝から気持ちを切り替え、選手たちは次戦に目を向けていた。【潟見雄大】 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 練習は午前11時にスタート。ランニングなどで体を温めた後、本塁付近に2カ所ゲージを設置し、打撃練習に励んだ。2回戦で対戦する市和歌山(和歌山)のエースを想定して左投手の登島玄貴(はるき)選手(3年)、佐野功鷹(こうよう)選手(同)を相手に打ち込み、センターから逆方向を意識し鋭い打球を飛ばしていた。 長尾健司監督は8得点した初戦を振り返り「できすぎた。市和歌山は投手中心の良いチーム。気持ちを引き締めて準備したい」。篠原一球選手(2年)は「チームとしてはバッテリー中心に良い試合ができたが自分は無安打だった。2回戦まで時間があるので、左投手の対策をして臨みたい」と話した。 高松商は大会第6日の第2試合(28日午前11時半開始予定)で市和歌山と8強入りをかけて対戦する。