保田克也「仕上がりめちゃくちゃいい」宇津木秀「ただ勝ちたい」 ライト級アジア統一戦、計量クリア【ボクシング】
ボクシングのライト級アジア2団体統一戦(21日、東京・後楽園ホール)の前日計量が20日、東京都内で行われ、WBOアジアパシフィック王者の保田克也(32)=大橋=が61・1キロ、東洋太平洋王者の宇津木秀(30)=ワタナベ=が61・0キロでクリアした。ともに14勝1敗(保田9KO、宇津木12KO)で、保田はWBO6位の世界ランカー。宇津木は元日本同級王者という国内トップ級対決だ。 「仕上がりはめちゃくちゃいいです。相手もチャンピオンで、挑戦者のような立場ですごく楽しみ。ここ2試合ぐらいは練習してきたことの10%、20%ぐらいしか出せていない。せめて70%は出したいと思います」と、保田は目を輝かせた。 対する宇津木は「ベルトを取りに行くより、ただ保田選手に勝ちたいという気持ちです。とても強い選手なので」と、気合を入れた。21日はジムの先輩の元世界2階級制覇王者・京口紘人がセコンドとしてサポートに回る予定で「めちゃめちゃ心強いです」と笑顔を見せた。 アンダーカードの日本スーパーウエルター級最強挑戦者決定戦は左右田泰臣(36)=EBISU Kʼs BOX=が69・2キロ、豊嶋亮太(29)=帝拳=が69・5キロ。日本ウエルター級最強挑戦者決定戦は湯場海樹(25)=YUVAX=が66・4キロ、シーサー皆川(32)=平仲BS=が66・6キロだった。
中日スポーツ