宮内庁、来年度予算の概算要求発表 情報発信強化へ…広報費用約3400万円盛り込み
宮内庁はInstagramなどを通じ情報発信を強化するため、広報費用およそ3400万円を盛り込んだ来年度予算の概算要求を発表しました。 宮内庁は4月にInstagramの公式アカウントを開設。天皇皇后両陛下の活動を中心に写真や動画を発信していて、フォロワーはきょう現在で179万人にのぼっています。 宮内庁は来年度予算で情報発信を強化するため広報室の人員を現在の10人からさらに3人増やすことを求めたほか、Instagram用の写真・動画撮影の人件費などとして新たにおよそ3400万円を計上しています。 一方、現在、三笠宮家の寛仁親王妃信子さまがお住まいになっている宮内庁分庁舎の改修費およそ13億円のうち、およそ5億2000万円が来年度予算に計上されています。 改修工事では宮内庁分庁舎をバリアフリー化しエレベーター設置などを行うということです。また、天皇皇后両陛下の長女愛子さまのティアラについては来年度予算にも計上されませんでした。物価高などにより国民の生活に様々な影響が生じていることを鑑みて、見送られたということです。