「海に眠るダイヤモンド」塚原監督、いづみが誰なのか「意外と待たせることなくわかるかも」第4話から大きく動く物語に言及
第4話では、朝子(杉咲)、百合子(土屋)ら「幼馴染たちの確執」が明かされていくという。杉咲とも土屋とも再タッグとなる塚原監督は「朝子が何を思っていて、百合子が何を抱えて生きてきたか。2人とも以前ご一緒したときよりも各段にパワーアップされていて、台本を深く読み込まれているんだなと感じます。毎シーン一緒に一生懸命作っています」とコメント。
さらに、第4話について「台本を読んだだけで胸にグッとくるものがありました。これが映像になったとき、わかりやすく、心に伝わるようにしたいなと。日曜日にご家族で見ていただきたい作品に仕上がっていると思います」と自信をのぞかせた塚原監督は、「これまで見てくださった方も、途中の回が抜けてしまった方も4話から楽しんでいただけるはず。昔の活気と現代の悩みという対比がありますが、いづみがどんな人生をおくってきたか、どんなものを抱えているのかを自身が語ることで、その歴史というのはつながっているとわかる展開になっています。いづみさんの中に降り積もっている愛と友情と大きな事件をぜひドラマを通して一緒に体感していただきたいです」と呼び掛けている。(編集部・入倉功一)
「海に眠るダイヤモンド」第4話あらすじ
1958年7月。朝子(杉咲花)の初恋の人が自分だと知って以来、朝子のことが気になり、浮き足立つ鉄平(神木隆之介)。そんな鉄平を尻目に賢将(清水尋也)は、何か思うところがある様子で…。そのころ、リナ(池田エライザ)の元を訪れた進平(斎藤工)は、部屋である衝撃的なものを目にしてしまう。 一方、映画館を辞めて労働組合の新聞編集者としての仕事に精を出していた百合子(土屋太鳳)だったが、長らく体調を崩していた母・寿美子(山本未來)の容態が悪化する。鉄平は、百合子の家族の運命を変えてしまった、1945年8月9日の出来事を思い出していたーー。 現代。いづみ(宮本信子)から「一緒に会社を潰そう」と提案された玲央(神木)は、社長であるいづみの第二秘書として雇われることに。突然の出来事に戸惑う社員たちを前にいづみは、玲央のことを「次期社長候補」だと紹介する。 そんな中、いづみの家族たちの間で、玲央に関するある疑惑が持ち上がる。