「電気ポット」と「電気ケトル」どちらの電気代が安い? 一人暮らしにおすすめなのはどっち?
日常生活においてお湯は必要不可欠であり、お湯を沸かすための道具もなくてはなりません。ひと昔前まではガスを利用してやかんでお湯を沸かす方法が主流でしたが、昨今では手軽さから電気ポットか電気ケトルが主流になっています。 両者ともお湯を沸かすための道具ですが、電気代が安いのはどちらか気になる方は多いでしょう。特に一人暮らしであれば、節約のためにも電気代などの光熱費はできるだけ抑えたいものです。 そこで、本記事では電気ポットと電気ケトルの違いをメリットも交えながら紹介しつつ、電気代も含めて一人暮らしにはどちらがおすすめなのか解説します。 新生活や買い替えに際して、電気ポットと電気ケトルのどちらを買うべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
電気ポットと電気ケトルの違い
電気ポットと電気ケトルは、どちらも電気を利用してお湯を沸かす電化製品です。根本的な利用目的は同じですが、両者の特徴には大きな違いがあります。 電気ポットは一度の給水で複数回利用することを想定しており、大容量のため本体のサイズは大きくて重いものが多いです。持ち運ばず、据え置いて利用するのが一般的で、保温機能も備わっています。 対して、電気ケトルは持ち運んで利用することを想定しており、コンパクトで軽い点が電気ケトルとの大きな違いです。軽量化を考慮しているため容量は多くありませんが、少量のお湯を素早く沸かすことが可能です。 電気ケトルにも多少の保温機能は備わっていますが、30分~1時間程度のため、基本的にはお湯を利用するたびに沸かす必要があります。
電気ポットと電気ケトルのメリット
電気ポットと電気ケトルにはそれぞれのメリットや特徴があるため、一概には優劣をつけられません。製品同士の比較評価だけでなく、自分のライフスタイルも含めて適したものを選ぶことが大切です。 電気ポットのメリットは以下の通りです。 ・電気ケトルに比べて大容量 ・保温機能が搭載されている ・温度設定が可能 ・事故防止機能が豊富で、安全性が高い 電気ポットは大容量であるうえ、ほとんどの製品に保温機能と温度調節機能が搭載されています。そのため、一度お湯を沸かしてしまえば、好きなタイミングで即座にお湯を使えます。 電気ポットは一日の中で何回もお湯を使う方や、大家族に適しているといえるでしょう。飲み物や料理によって適切なお湯の温度は違うため、適温にこだわりたい方も電気ポットがおすすめです。 対して、電気ケトルのメリットはこちらです。 ・お湯がすぐに沸く ・小さくて軽い ・機能がシンプル 容量は少ないものの、すぐにお湯が沸く点は電気ケトルの大きなメリットといえます。コンパクトで扱いやすいため、一人暮らしで頻繁にお湯を使わない方は電気ケトルの方が便利でしょう。