ヤクルト・小川泰弘、「やるからには」8度目開幕投手へ意欲 昨季は自己ワースト12試合2勝「とにかくたくましく」
プロ13年目の右腕がエース復権に挑む。ヤクルト・小川泰弘投手(34)は3日、東京都八王子市の母校・創価大で始動。同大出身のロッテ・石川柊太投手(33)、日本ハム・田中正義投手(30)、巨人・門脇誠内野手(23)らとキャッチボールや守備練習などで汗を流すと、2年ぶり8度目の開幕投手を目指す決意をにじませた。 「やるからには(狙って)と思っています。自分らしくやりきって、やるべきことを積み重ねていきたい。とにかくたくましく、思いっきり戦えるように準備したい」 昨季は3月中旬に上半身のコンディション不良で離脱。大本命と目されていた4年連続の開幕投手を逃した。開幕直前のアクシデントでつまずいたシーズンは12試合で2勝に低迷。ともに自己ワーストの成績で3年連続の規定投球回到達も逃した。 その経験を踏まえたこのオフは体の柔軟性を重点的に強化。昨年はなかった「可動域を出しながら鍛える」トレーニングに取り組んでいる。目標は先発ローテーションでフル稼働&規定投球回クリア。豊富な経験と飽くなき向上心で再びエースの称号をつかみにいく。
中日スポーツ