序盤に攻勢、明豊逃げ切り 県岐阜商は守備の乱れ響く センバツ交流試合
◇2020年甲子園高校野球交流試合 ○明豊4-2県岐阜商●(11日・甲子園) 序盤に攻勢を掛けた明豊が逃げ切った。立ち上がりの制球に苦しむ県岐阜商の先発・野崎の失投を的確にとらえた。一回に小川の右翼線適時二塁打で1点先取。二回には宮川の2点適時打でリードを広げた。投げては先発の若杉が緩急をうまく使い7回1失点。県岐阜商は守備の乱れが響き、攻撃のリズムにつなげられなかった。 【写真特集】県岐阜商・佐々木が第1号 今大会の全ホームラン ◇1年間みんなで苦しみ、乗り越えた 明豊・川崎絢平監督 いいゲームができて最高です。(先発の)若杉は今年一番の投球。すべてやってきたことを出してくれた。大事な試合で、先制点が取れて、こちらのリズムで野球ができたのが大きかった。(ベンチ入り20人全員を起用し)1年間みんなで苦しみ、みんなで乗り越えてきた。 ◇大変お世話になり感謝しかない 県岐阜商・鍛治舎巧監督 実戦の勘が戻らない中で、(相手先発の)若杉投手のあの素晴らしい出来では、打ち崩すのは厳しかった。私の起用と作戦のミスで大きな差になってしまった。(皆さんに)大変お世話になって感謝しかない。 ◇全16試合をライブ中継 ニュースサイト「毎日新聞」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)と「Yahoo!JAPAN」が運営する「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)で展開する「センバツLIVE!」では、センバツ交流試合の全16試合をライブ中継します。センバツLIVE!は、パソコンやスマートフォンで、いつでもどこでも無料でお楽しみいただけます。勝負の裏側に迫った最新のニュースや写真特集など、試合の情報が盛りだくさんです。センバツ交流試合にどうぞご注目ください。