【卓球】男子シングルスは中国が5連覇 準々決勝で張本智和と激闘演じた樊振東が頂点へ
◇パリオリンピック2024 卓球 男子シングルス決勝(大会10日目=日本時間4日、パリ南アリーナ) 【画像】卓球男子団体の組み合わせ 日本時間5日から試合がスタート! 卓球男子シングルスは中国勢が5連覇を飾りました。 決勝は世界ランク4位中国の樊振東選手と同26位スウェーデンのモーレゴード選手が激突。 準々決勝で張本智和選手をフルゲームの末に下した樊振東選手は、最初のゲームを取られるも、以降は4ゲーム連続で奪取。前回銀メダルの樊振東選手が4-1(7-11、11-9、11-9、11-8、11-8)で、オリンピックチャンピオンとなりました。 中国は金メダル筆頭だった世界ランク1位の王楚欽選手が、混合ダブルス優勝後に、殺到した報道陣にラケットを折られてしまう災難もあり、2回戦でモーレゴード選手に敗戦。2008年の北京五輪から続く、中国勢シングルス金メダルに暗雲が立ちこめましたが、同胞の樊振東選手が中国勢の連覇を5に伸ばしました。 また3位決定戦では、自国開催で大声援を浴びたフランスのF.ルブラン選手がブラジルのカルデラノ選手に4-0(11-6、12-10、11-7、11-6)の快勝。銅メダルを獲得しています。 日本勢は張本智和がベスト8、戸上隼輔選手がベスト16。日本時間5日から始まる男子団体でメダルを目指します。 ▽中国男子シングルス5連覇 08年北京 馬琳(中国) 12年ロンドン 張継科(中国) 16年リオデジャネイロ 馬龍(中国) 21年東京 馬龍(中国) 24年パリ 樊振東(中国)