信州は”駅伝王国” 強さには理由が…環境、合宿、駅伝愛も⁉ 都道府県対抗男子駅伝は3連覇・10回目優勝 全国高校駅伝も佐久長聖が優勝3回 たすきをつないで心一つに「県民が好むスポーツ」
理由④伝統の駅伝大会
さらに県縦断駅伝や市町村対抗駅伝など歴史ある大会が多いのも長野県の特徴。幅広い年代のランナーが交流することによって、競技力の向上や競技人口の増加も期待できると言います。
理由⑤駅伝好き県民の熱い声援
そして・・・ 広島での応援: 「がんばれー」 大会を通じて県民の関心も高まり、熱い声援に。都道府県対抗男子駅伝でも長野県からの応援団や広島の県人会が駆け付けていました。 信州駅伝サポート会・伊藤利博さん: 「昔から県縦断駅伝とか、信毎マラソン、のちの長野マラソン、長野県には駅伝文化が育まれたと思う。それが(今の)結果につながっているのでは」 沿道の声援は選手を確実に後押します。 永原颯磨選手(佐久長聖高校): 「多くの人からの声がけは力になるし、苦しくなった時には応援してくれる方々のことを考えて、もうひと踏ん張りできたので感謝しかない」
強さには、やはり様々な理由があるようですが、そもそも駅伝に対する県民の「熱量」の高さはどこから来ているのでしょうか。 丸山健志駅伝部長: 「駅伝は特に『心』を大事にする競技ですので、思いやりであったり。そういうのが長野県民は非常に好むんじゃないかなと思います」 たすきをつないで心一つにゴールに向かう。 環境や伝統だけでなく、県民の「駅伝愛」が王国を支えているとも言えそうです。