長嶋一茂、学校に行きたくない中学生にアドバイス「“好き”を共有した経験が“学校って面白い”になる」「楽しくなることを探してほしい」
テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」レギュラーコメンテーターの玉川徹とフリーアナウンサーの原千晶がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「ラジオのタマカワ」。「テレビではまだ出せていない玉川徹の新たな一面を発信!!」をコンセプトに、ビジネス、キャリア、マネー、カルチャー、エンタメ、音楽など、さまざまなジャンルをテレビとは違った角度から玉川が深掘りしていきます。 10月10日(木)の放送では、玉川の代演パーソナリティとして長嶋一茂さんが出演。リスナーから寄せられた悩み相談に答えていきました。
◆学校に行きたくない中学生の悩み
原:続いてのお悩みにいきましょう。 <リスナーからのメッセージ> 一茂さんのことが好きな中1の娘が学校に行きたくない、人付き合いと話が苦手と言っています。アドバイスをください。 長嶋:行けるものなら一緒に学校までついていってあげたい。 原:人付き合いと話が苦手なようです。どうすればいいですかね? 長嶋:実は僕も人付き合いが苦手なんですよ。 原:本当ですか!? 長嶋:僕は自由人をずっと通していきたいので、人と付き合うと自分の自由の何パーセントかが絶対に欠けてしまうんですよね。だから、あまり人付き合いは好きじゃないです。人付き合いが苦手な部分を改善するような立ち振る舞いをしたら、今度はそれがストレスになってしまう。 原:では、一茂さんが学生時代の頃はどうされていましたか? 長嶋:「この人とは気が合うな」と思う人以外とはキャッチボールをしなかったです。今もそうなんですけど、昔から人付き合いが多すぎると自分が傷つく確率が高くなるんだよね。 だから、たくさんの人とは付き合いたくないんです。この子はまだ中学1年生ですよね。何か好きなスポーツとかはないのかな? スポーツを通して話せたりすることってあるんですよね。 原:実際に一茂さんも? 長嶋:僕も野球が好きな人としか付き合いませんでしたし、ずっと野球の話だけで完結するんです。それって人付き合いをわざわざしているって感覚にはならないですし、好きなことを共有している人が自分の隣にいるのって居心地がいいんですよね。 原:なるほど。 長嶋:たとえば好きな漫画があったとして、その漫画を好きな人がいたとしたら、放課後一緒に読んだりする。そういう好きを共有した経験って「学校って面白いな」になるじゃないですか。 原:いろいろな趣味とか好きなことを見つけるってことですね。 長嶋:学校は勉強“だけ”をしに行くところではなくて、人間関係を学ぶところでもあります。自分を成長させてくれる場所なので、僕は学校に行ったほうがいいと思います。 原:最後に、一茂さんのことが好きな中学1年生の子に向けてメッセージをお願いします。 長嶋:若いので、いろんなことにチャレンジしてほしいし、そもそも失敗するのは当たり前です。怖がらないで学校に行って、楽しくなることを探してほしいなって思います。楽しいことが1つでもあれば行きたくなると思うんだよね。 もしかしたら、自分のクラス以外の子や関わっていない学校の先生のなかに楽しいと感じる人がいるかもしれない。学校が冒険とか探検の場として行けるようになるといいなと思います。