ジョン・F・ケネディ・Jrがゾッコン!? 美しき妻キャロリンとの知られざる「馴れ初め」について親友たちが明かす
ジョン・F・ケネディ・Jrが悲劇的な死を遂げてから25年経った今年、今まで語られなかった思い出や未公開写真、彼をよく知る人物たちが語った事実など、彼の人生を詳細に振り返った伝記が出版された。ローズマリー・テレンジオとリズ・マクニール著の『JFK Jr.: An Intimate Oral Biography(原題)』から、ジョンの親友たちが、彼とキャロリン・べセットの馴れ初めの真相を語った部分を以下に抜粋しよう。 【写真】伝説のファッションアイコン、キャロリン・ベセット=ケネディのスタイルを形づくる10のアイテム
ローズマリー・テレンジオ
私は、ジョンとキャロリンはカルバン・クラインで出会ったと聞いたわ。1991年頃のことよ。スーツをピックアップしに行った彼を、彼女がお世話したの。彼女は多くのVIPを担当していたから。で、彼が彼女の電話番号を聞き出して、2~3回デートした。キャロリンはいろんな人とデートしていたし、ジョンもまだ女優のダリル(・ハンナ)とつかず離れずの関係を続けていた。キャロリンは彼からの電話を待っているような人ではなく、その逆だった。彼は初めて人に嫌なことをされる気持ちを味わった。それでかえって興味をそそられたの。
ブライアン・スティール
ジョンと僕はセントラル・パーク・ウエストを走り回っていた。彼は一緒にランニングするときは、大抵、走り続けるタイプなのに、珍しいことにその時は歩いていた。で、彼が「キャロリン・べセットという女性に完全に魅了されてしまった」と話してきたんだ。その頃、ダリルとまだ付き合っていたから、「ダリルはどうするんだ?」と言ったら、「別れると思う。カルバン・クラインでキャロリンと出会ったんだ」と。 キャロリンと2~3回デートした後で、僕に「できるだけキャロリンのことを調べて欲しい。君はいろんな人を知ってるだろ、ナイトクラブの人とかレストランオーナーとか。彼女と同じ大学に行ってた人たちも知ってるよね」と言うんだ。それで、できる限り彼女のことを調べたら、いいことばかりではなかった。それを全部、彼に伝えたよ。彼女はクラブ好きで、たくさんの人とデートしてきたこととかね。 で、彼はいつもトライベッカにあるメキシカンレストラン、エル・テディーズで誕生日パーティーをやっていたんだけど、その年は友人15人~20人が集まった。僕はキャロリンの真向かいに座ったんだけど、彼女は「この部屋にはあなたしかいない」というような気持ちにさせるんだ。僕の手に触れたり、後頭部の髪を徐々に上の方まで触って行ったり。刺激的でダイナミックなんだ。 ディナーの半ばでジョンが僕を脇に引っ張って、彼女のことをどう思ったか聞いてきた。彼は駄菓子屋にいる子どもみたいに夢中になっていた。「びっくりするほど美しいね。魅惑的だよ」と答えると、彼は嬉しそうに「それはすごい。君も彼女のことが気に入ると思ってたよ」と。