９回に登板したガーディアンズ・クラセ（AP）

◇１８日（日本時間１９日）大リーグ　ア・リーグ優勝決定シリーズ第４戦　ガーディアンズ６―８ヤンキース（クリーブランド） ◆ダイビングキャッチで見せたジャッジ【写真】 　ガーディアンズは地元のでヤンキースにに競り負け、シリーズ１勝３敗として王手をかけられた。またも炎上した『最強守護神』が、ＳＮＳでも炎上している。同点の９回に登板したエマニュエル・クラセ（２６）は、３安打２失点で敗戦投手。第３戦もジャッジとスタントンに２者連続アーチを浴び、セーブ失敗した。 　レギュラーシーズンの無双ぶりは見る影もない。実働５年目の今季は登板６６試合、４７セーブで３年連続セーブ王。わずか２被弾、防御率０・６１で、サイ・ヤング賞の有力候補にも挙げられている。それが、今ポストシーズン（ＰＳ）は６試合で３被弾、８失点。今シリーズは２試合ともＫＯされ、防御率２７・０１だ。 　クラセは第３戦に打ち込まれた後、自身のインスタグラムで動画をアップ。宝石をちりばめた指輪を５本の指にはめた左手や、球宴選出や月間最優秀リリーフ投手賞などの盾を紹介し、スペイン語で「また明日話そう。おやすみ」とキャプションを付けた。 　これに、メディアもファンも猛反発した。米バーストゥールスポーツは「昨晩、クラセはこの××××をインスタグラムに上げた。これ以上、裏目に出た投稿もない」と、放送禁止用語入りで非難。米ＴＭＺは「ガーディアンズのエマニュエル・クラセ、『セーブ失敗ではなく、俺のコレクションを見ろ！！』」との見出しで「クラセはひどい登板にも涼しい顔でＳＮＳに見せびらかし動画をアップした」と伝えた。 　米ＳＮＳのファンのリアクションも批判的だった。「クラセは本当に恥ずかしいな。この動画アップで墓穴を掘ったわけだ」「同僚のオースティン・ヘッジズは、テレビで『クラセはマリアーノ・リベラ（通算６５２セーブはメジャー記録）より上だ』と言っていたな」「もう『リベラとクラセ論争』を口にするヤツなど誰もいない。クラセは今ＰＳ６試合で自責８、防御率１０・２９。リベラはＰＳ通算９６試合、１４１イニングで自責１１、防御率０・７０だ」 　確かに、ＳＮＳに上げるタイミングとしては最悪だったようだ。