年末年始に訪れたい「2024年人気温泉地ランキング」。1位は「関東からのアクセスしやすさ」が魅力
気付けば年末年始。温泉にでも浸かって、ゆっくりと一年の疲れを癒したいもの。「楽天トラベル」が発表した「楽天トラベル 2024年 年間人気温泉地ランキング」で今年注目の温泉地をチェックしていこう。 【全画像をみる】年末年始に訪れたい「2024年人気温泉地ランキング」。1位は「関東からのアクセスしやすさ」が魅力
自然の近くの温泉がランクイン
早速5位からランキングをチェックしてみよう。 5位 白浜温泉(和歌山県) 白浜温泉は飛鳥・奈良時代から1350年余りの歴史を持ち、『日本書紀』や『万葉集』にも登場するなど古来から人々に愛されてきた温泉地だ。波打ち際の露天風呂や、水着で入浴できる混浴露天風呂などバラエティ豊かな日帰り湯が点在している点が特徴。足湯スポットも豊富で、湯めぐりもおすすめだ。 周辺観光としては、真っ白な砂浜が続く海水浴場「白良浜(しららはま)」、約140種の動物が暮らす「アドベンチャーワールド」などが人気。秋冬は伊勢海老やクエなどのグルメが楽しめる。 4位 草津温泉(群馬県) 草津温泉と言えば、圧倒的な湯量が特徴。シンボルとなっている「湯畑」や「湯もみショー」で有名な「熱乃湯」では、温泉ならではの情緒が楽しめる。町中の随所に足湯が点在しており、散策途中に気軽に温泉を楽しめるのも嬉しい。 湯畑から徒歩約15分の場所にある「西の河原公園」には、園内のいたるところから湧き出る源泉の近くを散策できる非日常の空間が広がる。夜22時までライトアップも行われており、日没後も散策可能。スキーやキッズパークなどの屋外レジャーを楽しむなら「天狗山」もおすすめだ。
TOP3には関東近郊の温泉が2つランクイン
続いて3位から1位を見ていこう。 3位 那須温泉(栃木県) 過去3年もtop3にランクインする人気ぶりの那須温泉。1300年以上の歴史を持ち、泉質や効能が異なる7つの湯「那須七湯」が特に有名。周辺には「那須どうぶつ王国」などの牧場や動物園、レジャースポット、カフェなどが充実しているためか、ファミリーによる利用が多く、中でも前年同期比では子連れの利用が最も伸長した。 2位 別府温泉(大分県) 豊富な温泉の湧出量とともに多様な泉質を楽しめる温泉地。真っ赤な源泉や「地獄」にちなんだグルメが楽しめる「地獄めぐり」が人気。「楽天トラベル」においては訪日外国人の人気が高く、訪日外国人の予約数は12月上旬時点で前年同期比の約1.4倍に伸長中。 1位 熱海温泉(静岡県) 関東圏から鉄道、自動車などでアクセスしやすい熱海温泉。新鮮な海の幸やスイーツなどが楽しめる一大観光地となっている。近年は宿泊施設のリニューアルや飲食店の新規開業が相次いでいることも特徴。男女2名や子供連れの利用が多く、20代以下の若年層にも人気を集めている。 同調査は、楽天トラベルに登録されている全国の温泉地を対象に、2024年1月1日(月)~2024年12月31日(火)の期間における旅行者の人泊数(=宿泊人数×泊数)を温泉地ごとに集計した結果をまとめたもの。
市川みさき