ソフトバンク育成・大泉周也、1年目に早くも味わった悔しさ「自分のバッティングが…」 4軍戦で意地の「マルチ二塁打」
◆交流戦・ソフトバンク4軍4―0大分B―リングス(21日、タマスタ筑後)=8回制 ■古巣対戦で上林が魅せた【動画】 ソフトバンクの育成ドラフト1位ルーキー、大泉周也外野手(24)=福島レッドホープス=が復調を示す「マルチ二塁打」を放った。 「3番右翼」で先発出場。3回1死一塁で変化球を捉え、先制の右越え二塁打を放った。長打力が魅力な左打者は、初回にも二塁打を放っており「思い切って振りにいくことをテーマにしている」と強調した。 春季キャンプはB組(2軍)で、ウエスタン・リーグでも16日の中日戦(タマスタ筑後)で公式戦初安打を放ったが、19日から2軍を降格した。開幕1軍の絞り込みを進める野手陣が2軍戦で実戦機会が増えることなどもあるが「自分のバッティングができていなかった」という悔しさもかみしめている。 今後はファーム非公式戦で復調を目指す。「(降格は)悔しいけど、どんな投手でも自分のスイングができるように、焦らず、自分のできることをしっかりやる」。目先の結果に一喜一憂せず、一歩ずつスタイルを確立していく。(浜口妙華)
西日本新聞社