名古屋・河村市長が会見 表現の不自由展について(全文1)大村知事が独断でやったこと
うその申し込みが行われた
河村:10のところのずっと右へ行くと写真があるでしょう。ここが昭和天皇。これは、バーナーで燃やす写真じゃないんですよ。パターンが2つありまして、この10番の作品には『遠近を抱えて』ってあるでしょう、これ。パート1とパート2があって。パート1のやつが出してたんです。だけど実際今回トリエンナーレで出されてるのはパート2を出したんです。パート2にはIncludes、陛下の、バーナーで焼くいうのを強調してよ。バーナーで焼いて、あと足で踏んづけるのが出されていた。バーナーで焼くという意味は、単なる火で燃えたんじゃなくて暴力を意味している。ということでございまして、実はうその展示に基づいて行われた。うその申し込みですね。皆さんに聞きたいんだけど、うその表現にはFreedom of Expressionってあるんですか。これが3つ目。 4つ目のポイントは、今日マスコミがたくさん来とるけど、たぶん皆さん、外国人の記者クラブの皆さんも、たぶんこのComfort ladyのね、Statue。慰安婦像の報道しか知らなかったと思いますよ。ほとんどのマスコミがこのComfort ladyだけやって、Comfort ladyは、私はあれはうそだと言っておりますけど、だけどそうでないという意見もあるでしょう、一応これは。それはそれ。 だけど問題は、陛下の、やっぱり肖像画をバーナーで燃やして、あとで足で踏んづけるということは、これはハラスメントであって、これは。ハラスメントであって、たぶん皆さんの中には、いや、ロンドンの美術館では、私も見ましたけど、なんとか美術館では、エリザベス女王の顔にマスキングした画像を保存しているというのも調べました。見ましたけど、悪いけど、バーナーで燃やして足で踏んづけるというのとは、僕は全然質的に違うと思いますよ、それは。それがまたうそを言って展示されることってあるんですかと。 そのことをマスコミがやらないもん。日本のマスコミは。やっぱり、事実をちゃんと、リアリズムにちゃんとマスコミが立ってもらわないかん。