まさかの最有力候補!「小泉進次郎首相」爆誕!......なら内閣はこんな顔ぶれに?
女性閣僚も増やすでしょう。参議院ですが、小泉氏と同じ神奈川県選出ということで環境大臣に三原じゅん子氏。 特命担当大臣(こども政策、少子化政策、若者活躍、男女共同参画、孤独・孤立対策)に小野田紀美(きみ)氏、特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)に鈴木宗男氏の娘の鈴木貴子氏。これで、女性の入閣は過去最多タイの5人になります。 これは若手と実力者をバランス良く融和させた『選挙勝利のためのバランス融和内閣』です」 畠山氏は大胆な人事があるかもしれないと予想する。 「総裁選に出た人はマスコミなどの露出が多くなり、一般の人も親しみを覚えるようになるので、積極的に登用すると思います。 そして、組閣から解散まであまり日数がないので、基本は留任や再任。『総選挙後はノーサイド』を印象づけるため、林官房長官、上川外務大臣、河野デジタル大臣は留任。石破氏と齋藤氏は経験のある防衛大臣と農水大臣に。小林鷹之氏も経済安保大臣に再任。高市氏は経産大臣に登用。財務省を批判する茂木氏を財務大臣に据えるサプライズで目を引いたら面白い。 さらに刷新感を出すために三原じゅん子氏を環境大臣に。元デジタル副大臣の小林史明氏を経済再生大臣に大抜擢。大穴として、民間から石丸伸二氏を総務大臣に任命します。 裏金や旧統一教会の問題などもあって、国民は今までの政治家に嫌気が差していて『政治家っぽくない人』を求めます。石丸氏は『次の立民代表の選挙区から出る』とも発言しており『敵の敵は味方』です。 それに総務大臣は、増田寛也(ひろや)元岩手県知事や片山善博(よしひろ)元鳥取県知事ら地方の首長経験者がなりやすい。石丸氏は市長でしたが、若さと注目度でカバーします。 これが『選挙に勝つぞ! 自民党オールスター内閣』です」 4人の識者の意見を総合すると、小泉内閣は自民党総裁選に出馬した人を中心に人気のある若手を加えた"自民党オールスター内閣"になるようだ。 では、この内閣は次の解散・総選挙までのワンポイントリリーフなのか? 「それはないと思います。逆に『この内閣でしっかりやっていきます』ということを国民に示さないと総選挙には勝てない。だから、幹部クラスも若手も入れているわけです」(舛添氏) 小泉進次郎自民党総裁によって"自民党オールスター内閣"が誕生する。そして、その後に行なわれる総選挙で国民の審判が下される。 果たして、自民党は生まれ変われるのだろうか。 取材・文/村上隆保 写真/時事通信社