まさかの最有力候補!「小泉進次郎首相」爆誕!......なら内閣はこんな顔ぶれに?
麻生派にいることから菅氏と麻生氏の対立を考えると本来は入閣なしですが、"小石河連合"でやってきたことや同じ"チーム神奈川"を考えれば、そのままデジタル大臣再任や選挙対策委員長など党の要職に就けるかもしれません。 世代交代というアピールを考えると"コバホーク"こと小林鷹之氏も入閣するはず。彼はこれまで経済安保大臣をやっていましたが、少しランクが上がって経済産業大臣に大抜擢されるかもしれません」 ジャーナリストの安積明子(あづみ・あきこ)氏も石破幹事長の可能性があるという。 「総選挙を控えて、まずは票を集められる布陣を敷かないといけないわけです。そういう意味で最も重視すべきは党内の融和を保つことで、まずは総裁選で票を多く獲った候補を優遇しなくてはいけません。 もし、小泉氏が勝利し、2位が石破氏だったら、党務を担当する幹事長に抜擢すると思います。2012年の自民党総裁選のときもそうでした。決選投票で勝った安倍晋三元首相は、2位の石破氏を幹事長に任命したのです。 また、組閣や党人事も、今回の総裁選に出馬した人たちを中心にして選抜すると思います。彼らは20人の推薦人を集めることができた実力者で、いずれも入閣経験があります。だから、わざわざ未経験者を抜擢し、新たに身体検査(金銭や異性関係などで問題を抱えていないか調べること)をする必要もありません。 そして、小泉氏は総選挙の顔として表に出るでしょうが、その後ろで菅氏が小泉氏を操る『菅パペット内閣』になると思います」 舛添氏も菅氏の影響力は大きいと言う。 「第2次安倍内閣では、首相経験のある麻生氏を副総理兼財務大臣にしました。岸田文雄首相も麻生氏を副総理にしています。そのパターンをまねれば、菅副総理兼総務大臣は十分にありえます。 菅氏の影響力が強いとなると官房長官は梶山弘志氏。菅氏は梶山氏の父である梶山静六元官房長官(当時)を師と仰いでいましたから。 そして、茂木氏を財務大臣という要職に就けることで茂木派を取り込みます。また、石破派陣営からは岩屋毅(いわや・たけし)氏を法務大臣に任命します。 最近は河野氏の人気が下がっているということで、デジタル大臣にはデジタルに詳しい若手の小林史明(ふみあき)氏。また、小林鷹之氏は経済安保担当再任です。