【卓球】張本美和にリベンジの王芸迪 決勝進出懸けた一戦は「非常に激しい試合だった」
卓球女子で世界ランキング4位の王芸迪(中国)が、同6位の張本美和(木下グループ)が激闘を繰り広げた。 9日に行われたWTTチャンピオンズ・フランクフルト(ドイツ)のシングルス準決勝で両者が対戦。直近のアジア選手権女子団体決勝では張本が勝利を収めていたが、この日は王芸迪が第1ゲームを奪う。張本も第2ゲームを取って追いつき、一進一退の攻防が続く。2―2の第5ゲームを9―11で落とすと、第6ゲームも7―11で許し、2―4で敗れた。 張本へのリベンジを果たした王芸迪の活躍を中国メディアは相次いで報道。「北京青年報」は「王芸迪は過去3回の対戦で1勝しか挙げておらず、特に今年のアジア選手権の敗戦は王芸迪にとって大きな打撃となったことは間違いない。王芸迪は前回の敗戦から教訓を学び、ボールのスピード、着地点、コントロール、サーブスキルの面で高いレベルの競争力を見せた」と大絶賛した。 王芸迪にとっては最高の形となった。試合後には「今回は張本選手と対戦したが、非常に激しい試合だった」と振り返った上で「張本選手にはこれまでに2度負けている。勝ててうれしい」と笑みをこぼした。
東スポWEB