「みりん」のちょい足しで、味が格上げ！

新年度が始まり、初めて自炊にチャレンジするという人も多いのでは。あるいは、環境が一新して忙しいけれども、おいしい料理をなるべく手間暇かけずに作りたいという悩みを抱えている人もいるかもしれない。「日の出みりん」でおなじみの「キング醸造株式会社」(以下「キング醸造」)では、そんなシーンで大いに役立つ、ちょっとした調理の裏ワザを発信している。今回はそのなかから3つの裏ワザを紹介。 ■用意するものは「みりん」と「料理酒」 今回紹介する3つの裏ワザは、どれも、調理の際に「みりん」と「料理酒」をちょい足しするだけという非常にシンプルなもの。 【写真】みりんと料理酒、それぞれの使いどころを理解して、調理に役立てよう みりんと料理酒とは、いずれも米を原料としたアルコールを含み、コク・旨みを料理にプラスしてくれる調味料だ。しかし、キング醸造によると、両者の役割は大きく異なるという。まずは、それぞれの使いどころやはたらきをチェックしたうえで活用したい。 「みりん」の役割 食材に砂糖とは異なるまろやかな甘みを加えると同時に、てり・つやを付けてくれる。また、煮物に使うことで煮崩れも防止。旨みとコクをプラスするはたらきも。 「料理酒」の役割 塩味のある調味料。糖類を含まず、肉や魚の臭みを消しつつも、料理にコク・旨みを加え、甘みが必要ない料理への活用が可能。さらに、食材に味を染み込みやすくしてくれる。 ■料理がさらにおいしく！とっておきの3つの裏ワザ 今回紹介する裏ワザは、多くの家庭の食卓によく登場する定番中の定番、「ご飯」「カレー」「ホットケーキ」作りにいかせるもの。「みりん」や「料理酒」だけで簡単に手間暇かけずにおいしく作れるだけに、忙しい新年度の始まりにもぴったり。 ［裏ワザ1］料理酒でご飯をふっくらおいしく！ 分量の目安 ・米2合、水2合、日の出 料理酒大さじ1 米(2合)に対して、日の出 料理酒(大さじ1)を加えて炊飯するだけで、米をふっくらおいしく炊き上げることができる。 ［裏ワザ2］じっくり煮込んだようなうまみとコクをプラスしたカレー 分量の目安 ・カレー4人分、日の出 本みりん(または日の出 新味料)大さじ1 カレー作りの工程の、カレールーを入れたタイミングで「日の出 みりん」(大さじ1)を加えると、うまみとコクがさらに増幅！ 子ども向けにカレーを甘く調整したい場合は、 アルコール分を含まない「日の出 新味料」で甘みをプラスするのもおすすめ。 ［裏ワザ3］ホットケーキに「みりん」を加えるだけ！ふんわりホットケーキ 分量の目安 ・ホットケーキミックス100グラム、卵1個、牛乳80ミリリットル、バター大さじ1(約12グラム)、日の出 本みりん大さじ1 喫茶店風ホットケーキを自宅で手軽に再現できる裏ワザ。 市販のホットケーキミックスの牛乳の分量を少し減らして、本みりんを加えるだけで、ふんわり&しっとりとしたホットケーキのできあがり！ ■今回使用した調味料を紹介 日の出 本みりん プロはもちろん、家庭でも根強い人気を誇る本みりん。約1～2カ月間の熟成によるまろやかな甘み、重厚な香り、美しい琥珀色が特徴。 日の出 料理酒 料理専用に加塩醗酵した調味料。煮もの、炊きもの、焼きものはもちろん、そうめんつゆなど麺類のつゆ、二杯酢、三杯酢づくりにも！ みりんや料理酒があれば誰でも簡単に挑戦できる手軽な裏ワザ、興味があれば、さっそく試してみてはいかがだろうか。