決戦の東京マラソンに挑む山下一貴 五輪連覇のキプチョゲに思わぬアドバイス
パリ五輪代表選考をかねる東京マラソンが3日に号砲。大会を目前に控えた1日、山下一貴選手(三菱重工)が、最後の1枠へ意気込みました。 【動画】東京マラソン2024公式記者会見 キプチョゲ選手に山下一貴選手がすいネタのアドバイス マラソンのパリ五輪代表は3枠のうち2枠がすでに決定。東京マラソンでMGCファイナルチャレンジ設定記録の2時間5分50秒を突破した日本人最上位の選手が、代表に内定します。 山下選手は前回大会で日本歴代3位の2時間5分51秒を記録し、日本人1位でフィニッシュ。設定記録に1秒と迫る記録を持ちますが、「自己ベストを更新するのは今までの自分の100%を超えるので簡単ではない」と話します。 それでも「自分の自己ベストを更新すれば設定(記録)を切れるので目標にしやすいタイムだと思う」とし、自身のコンディションについて「練習は11~12月は上がってない。2月の最後になってまとまってきた」と語りました。 会見にはリオ、東京五輪で連覇を達成したケニアのエリウド・キプチョゲ選手も出席。東京にきて楽しみにしていることに「スシ」と即答します。それに山下選手は「大トロよりも中トロ。大トロはくどくなっちゃうので」とアドバイスを送り、会場は笑いに包まれました。