【MLB】ホワイトソックス惨敗で今季109敗目を喫す シーズン36勝126敗ペース 勝率わずか.221
【ホワイトソックス0-9オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
日本時間9月4日、歴史的なペースで黒星を重ねているホワイトソックスは敵地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでオリオールズ3連戦の2戦目を迎え、0対9で惨敗。今季109敗目を喫し、今季3度目の12連敗となった。オリオールズの新人左腕ケイド・ポビッチは8回途中までに10個の三振を奪って5安打無失点という快投を見せ、2勝目(7敗)をマーク。ホワイトソックス先発のニック・ナストリーニは2回途中4安打7失点(自責点4)で降板し、7敗目(0勝)を喫した。 【動画】ホワイトソックスが野手陣のミスで3点を追加される ホワイトソックスの連敗は今日も止まらなかった。先発のナストリーニは初回に一死2塁のピンチを招き、ライアン・オハーンとアンソニー・サンタンデールのタイムリー二塁打、コルトン・カウザーのタイムリーと三者連続タイムリーを浴びて3失点。2回裏には3つの四球で二死満塁のピンチとなり、カウザーに押し出し四球を与えたあと、エロイ・ヒメネスのフラフラと上がった打球を野手陣が捕球できず、0対7とリードを広げられた。4回裏にセドリック・マリンズのタイムリーで1点、5回裏にもサンタンデールの犠飛で1点を追加され、0対9で惨敗。新人右腕ナストリーニはメジャーデビューから7連敗となった。 ホワイトソックスは今季すでに14連敗と21連敗を喫しており、大型連敗は今回の12連敗が3度目。7月は3勝22敗(勝率.120)、8月も4勝22敗(勝率.154)と歴史的なペースで黒星を重ね、9月もここまで3戦全敗だ。シーズントータルの勝率も.221まで低下し、162試合で36勝126敗のペース。1899年にクリーブランド・スパイダーズが134敗を喫しているが、20世紀以降では1962年のメッツによる120敗がシーズン最多記録であり、ホワイトソックスがその記録を塗り替えるのはほぼ間違いないだろう。