今春センバツ王者の健大高崎が決勝へ 高校野球秋季関東大会
高校野球の秋季関東大会は3日、横浜市のサーティーフォー保土ケ谷球場で準決勝があり、今春のセンバツ王者である健大高崎(群馬1位)が千葉黎明(千葉1位)に6―0で快勝し、優勝した2020年以来4年ぶりに決勝に進んだ。 【写真特集】センバツ王者の健大高崎、千葉黎明降し決勝へ 決勝は4日にサーティーフォー保土ケ谷球場で行われ、健大高崎は横浜(神奈川1位)と対戦する。 秋季大会の結果は、来春の選抜大会の出場校を選考する際の資料となる。関東・東京地区の一般選考枠は6。【高橋広之】 ◇健大高崎・青柳博文監督 初回に2点を先制したのが非常に良かった。(1番の)加藤(大成)が今日は3安打を放ち、非常に勢いづいた。(各打者は)バットを短く持ち、低い打球を意識していた。つなぐ打撃をした結果だと思う。個々の打者に力が無くても「つなぐ」意識が非常に高い。 <先発した下重賢慎投手は7回無失点と好投> 下重はテンポ良く投げた。球は走っていなかったが、非常に制球力良く投げていた。 <先制の2点適時打を打った小堀弘晴捕手について> 小堀は非常に打撃の調子が良く、守りでも攻撃でも重要な役割を果たしている。 <昨年と比べて違いは> 対応力があるというか、すごい選手がいるというよりは、各選手が自分の役割を分かっている。(打線は)コツコツと何でも食らい付く姿勢がある。 <決勝の相手は横浜> 横浜さんは非常に力がある。何とか点を取られないよう、最少失点に抑え、ロースコアの展開に持っていきたい。