「史上最大の日本株急落」から立ち直るための"3つの教訓"
1987年のブラックマンデーを超え、過去最大の下落幅となった8月5日の日経平均株価。不安を抱いている個人投資家も多そうだ(撮影:梅谷秀司)
8月2日に日本株は記録的な下げに見舞われました。日経平均株価が前日比2216円安の3万5909円まで下落、個別銘柄も東証プライム上場銘柄の実に99%の銘柄が下落するなど、近年見ないような悲惨な下落となりました。 そして、週明け8月5日にはなんと前週末比4451円安の3万1458円まで下落し、1987年のブラックマンデーを超えて過去最大の下落幅、下落率も12.4%と過去2番目の大きさとなりました。 2日間で20%近くの急落というのは2008年のリーマンショック以来であり、投資初心者の方を中心に、経験したことのない下げに見舞われたのは確かですから、「いったいどうすればよいの?」とオロオロしてしまっている個人投資家も多いことでしょう。 そんなときこそ、SNSで発せられるさまざまな情報に振り回されることなく、急落から学ぶべきことを学び、今後も来るであろう急落をしっかり乗り越えるための準備をしておくべきと考えます。
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足立 武志