「赤」「黄」「青」「緑」が使われる標識の色! 意味と色の関係が奥深い世界だった
色が持つイメージや心理的効果
参考として、色が持つイメージや心理的効果について紹介します。 ・赤:視認性が高く自己主張できる色。信号機、標識、消火器など、危険を表すサインとして利用される ・黄:赤と同様に目立つ色で危険を表すサインとして使われる。また、トラやハチ、踏切や工事・立ち入り禁止の看板のように黄色+黒は危険を表しているものが多い ・青:心身の興奮を鎮めて感情の起伏を抑えるたり、冷静・公平に物事を判断したりする効果がある ・緑:緑は暖色でも寒色でもない「中間色」で刺激が少ない色。保守的・受動的・マイペースなど、赤とは反対のイメージを持つ。
色のイメージや心理的効果はさまざまな場所で使われている
今回は標識によく使われる色や例外的な色、色そのものがもつイメージや効果などについて解説しました。色がもつイメージや効果を利用しているのは、標識や標示など交通関連のモノだけではありません。 そのほかにも、さまざまな場所・モノで利用されています。この機会に色がもつイメージや効果を利用した商品やアイテムを探してみるのも面白いかもしれません。
齊藤優太