【高校受験2025】福井県の進路調査…97%が県内進学を志望
福井県教育委員会は2024年10月18日、2025年(令和7年)3月中学校卒業予定者の進路志望調査の結果を公表した。2025年3月卒業予定者6,948人のうち、高等学校などへの進学志望者は99.1%にあたる6,884人。県内の高等学校などへの進学志望者は前年比0.7ポイント増の97.0%だった。 【画像】地区別の卒業予定者
進路志望調査は、2025年3月に県内の中学校を卒業予定の全生徒について、進路志望状況を把握するため、9月1日現在で実施した。
2025年3月の卒業予定者総数は、前年より169人少ない6,948人。このうち、県内・県外あわせた高等学校などへの進学志望者は6,884人で、前年と同じく全体の99.1%を占めた。
県内の高等学校などへの進学志望者は6,737人(前年比117人減)。全体の97.0%で、前年より0.7ポイント上昇した。このうち、県内全日制高校への進学志望者は6,219人(前年比144人減)。全体の89.5%で、前年より0.1ポイント増えた。県内の定時制高校志望者は前年比19人増の200人(2.9%)、県内の通信制高校志望者は前年比5人増の85人(1.2%)、県外進学志望者は前年比55人減の147人(2.1%)だった。
高校志願希望者を対象にしたアンケート結果によると、志望校を決定する際に重視することは「自分の学力に相応」43.1%がもっとも高く、「興味のある学習内容・授業」39.6%、「学校の教育方針・校風」33.9%、「部活動」29.9%、「家からの近さ」24.9%、「進学実績」20.0%と続いた。
高校卒業後の進路志望先は、「県内の大学・短大等」21.0%、「県外の大学・短大等」24.8%と、高校進学希望者の45.9%が大学・短大等への進学を志望。また、調査対象者全員に中学・高校・大学等を卒業後の県内での就職について尋ねた結果では、「希望する」「どちらかといえば希望する」をあわせて、全体の67.0%が県内での就職を希望した。