性加害問題で補償金額を連絡 救済委、被害申告は834人
旧ジャニーズ事務所から社名変更した「SMILE―UP.(スマイルアップ)」は22日、創業者のジャニー喜多川元社長(2019年死去)の性加害問題に絡み、同事務所が設置した被害者救済委員会が補償金額の連絡を開始したと発表した。同委員会によると、被害を申告して補償を求めているのは20日時点で834人で、順次、個別に聞き取りを進める。 旧ジャニーズ事務所によると、22日の連絡対象は性被害に関する事実確認などが終了した35人。プライバシーを理由に氏名や具体的な補償内容については「公表を差し控える」としている。