非恋愛・非婚・非出産・非セックス…文在寅政権下で先鋭化した韓国の急進的フェミニズム「4B」が全米で急拡散のワケ
フェミニズムの本場に「輸出」
「4B」をご存じだろうか。これは、(男性との)非恋愛、非婚、非出産、非セックスを掲げた韓国の急進主義的フェミニズム運動で、「非」を韓国語で「ビー」と発音するため、「4B運動」と呼ばれている。 ところが、この韓国発ムーブメントが米大統領選挙でトランプ当選が決まった直後から、米国の女性の間で広がっているという意外なニュースが伝えられている。世界で最もジェンダー対立が激しい韓国のジェンダー文化が、フェミニズム運動の本場である米国にまで輸出(?)されているのだ。 【写真】文在寅の「引退後の姿」がヤバすぎる…衝撃ショットを見る! 米国の有力メディアの『ワシントンポスト』『ニューヨークタイムズ』『CNN』『NBC』『CBS』などは、米大統領選挙でトランプ共和党候補が圧倒的に勝利を収めると、これに挫折した女性の間で「4B運動に参加しよう」という動きが起きていると報道した。 『ワシントンポスト』は、「米国の女性ネットユーザーの一部が今回の大統領選挙結果に失望感を示し、韓国の4B運動に対して紹介したり自身も参加するという意志を表現したりする投稿をSNSに相次いで載せている」と報道した。アリゾナ州立大学のブリン·パス教授(女性とジェンダー学専攻)は同紙のインタビューで、「(トランプ氏の当選で)若い女性たちが出産を自ら統制できる権利に対する不安を感じているため、権利回復を主張する新しい方法(4B運動)に目を向けている」と説明した。 ニュースメディアの『CNN』は、「ドナルド·トランプ氏の再選が明らかになった後、米国女性の間で『4B』に対する関心が急増した」とし、「女性たちは性的虐待の疑いがあるトランプ氏に多くの男性が投票したことに対して怒り、嫌気がさしている」と伝えた。また「トランプ氏が保守的な最高裁判事3人を任命し、妊娠中絶の権利をひっくり返えたことに不満を示している」とも報じた。
米主要メディアは懐疑的
地上波放送局の『NBC』は、4Bを「Bihon(非婚)・Bichulsan(非出産)・Biyeonae(非恋愛)・Bisekseu(非セックス)」とハングルの発音通りに紹介し、その意味を説明した。あわせて、「トランプの勝利は多くの女性に生殖権(出産と関連して女性が自ら決定できる権利)の後退という信号と見なされている」として「米国女性の挫折感は男性との異性愛的関係や、家父長制への参加を拒否する新しい運動に転換されている」というイェール大学社会学科博士課程のチェ・ミラ氏の分析を引用した。 これらの米メディアによると、米大統領選挙の実際の結果が発表されてから6日(現地時間)までの1日で20万人がグーグルでこの単語を検索したことが分かった。特に、ハリス民主党候補が勝利した地域に当たるワシントンDCやコロラド、バーモント、ミネソタなどの進歩的な色彩が強い地域でこのような現象が目立っているという。 女性ネットユーザーたちの4B関連の投稿動画も米国で話題を集めている。あるTikTokユーザーは、「私は今ちょうど4B運動について調べてみた。韓国の女性たちは、同等の権利を勝ち取るまで出産しないと宣言している。韓国は人口が減っており、子供が不足しているため混乱に陥った。これからは私たちも一緒にしなければならない」と涙で訴える動画を掲載した。 また別の女性ユーザーは「これ(4B運動)は私たちが頼れる最後の手段だ。世の中は壊れた。子供を持つことは想像すらできない。 特に、女の子を持つことになれば、未来があまりにも心配になるだろう。運動に参加しよう」と提案した。 しかし、米国の主流メディアは、4B運動に効果については非常に冷静的で懐疑的だ。 『CNN』はカリフォルニア大学ロサンゼルスキャンパスのジュディー・ハン教授の言葉を引用して「ジェンダー二分の考えに偏りすぎており、多くの女性がトランプに票を与えたという事実も見逃している」とし、4B運動の限界を指摘した。『ワシントンポスト』も、「一部から極端すぎるという批判がある」と伝えた。 『ニューヨークタイムズ』は、「セックスストライキは米国女性たちには敗北戦略だ」(「A Sex Strike Is a Losing Strategy For American Woman」、 2024/11/10)という社説を載せ、「4B運動は建設的でも持続可能でもない」と分析した。
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