秋の沿道を飾る「かかし祭り」始まる アイデア凝らし40年前から続く 三次市君田町
広島ニュースTSS
三次市君田町で恒例の「かかし祭り」が始まり、今年も世相を反映したユニークなかかしが登場しています。 三次市君田町に広がる田園風景の中、およそ1キロにわたって並んだ「かかし」は、地域の人たちがアイデアを凝らして作ったものです。 「かかし祭り」はおよそ40年前に町おこしの一環として始まったもので、今年は17体が秋の沿道を飾っています。 こちらは、「大きくなったらカエっておいで」。 町外にいる若者や子どもたちにふるさとへの帰省を呼び掛けた作品です。 また、増え続ける野生動物による農作物への被害を受けて、イノシシから田畑を守りたいという思いが込められたかかしもあります。 【君田自治区連合会・宮本正和会長】 「時代の風刺と君田の少子高齢化に対する思いがあって出展してもらった。君田に来られる際はぜひ立ち寄って見てもらいたい」 これらのかかしは来月9日まで展示されています。
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