「落ちたら即引退」の覚悟でオーディションに臨んだ尼僧プロレスラーが石川修司&諏訪魔に認められて歓喜の涙!
拍手投票は花園に一票。中西代表は雫に一票。石川GMは花園に一票。諏訪魔Pは雫に一票。イーブンになるが、この事態を想定していなかったため協議に入る。 ウナギが「もう1試合やれ!もう1試合!」とヤジを飛ばす中、石川GMが「今3人で話して決めました。2人とも合格で」とまさかのダブル合格。 石川GMからレギュラー参戦の証のEvo女Tシャツが贈呈され、ニコニコと満面の笑みで受け取る花園に対し、雫はボロボロと歓喜の涙を流しながら受け取った。 雫は、慶應義塾大学在籍時にアマチュアレスリングで優秀な成績を収めた他、学生プロレスでも活躍。実家がお寺であることから僧侶の資格も有する“尼僧プロレスラー”であり、慈善活動を目的とする『お寺プロレス』などを主催。かつてはREINAやアイスリボンなどに参戦し、一時はMarvelous所属となったこともあるが近年は女子プロレス団体への参戦は少なくなっている。 そんな中で参加したEvo女のオーディションに対し、雫はひとしおの想いがあったのだという。
大会を終えた雫は、「私は女子団体に出る機会があまり無くて、レギュラーも0という状態で。正直もう諦めて、辞めてしまおうかなと思ったときにこのオーディションがあって。『これで落ちたら即引退してしまおう』くらいの覚悟で、この日に全てをかけてきました。レギュラー0でも諦めなければ大好きな女子プロレスで夢が叶うなって、今日はその一言に尽きるなって思います」と、引退を意識してまで臨んだ大一番であったことを明かす。 そして、「私が初めて『きらきら太陽プロジェクト』っていう自主興行を立ち上げたときのパートナーが石川修司さんで、ボロボロにやられて泣き崩れたときにいっぱいいっぱい支えてくださって、そのときにリングの上で『石川修司さんみたいな強くて優しい大人になりたいです!』って泣き叫んだ10年前のことを昨日のことのように覚えています。まずその恩返しを石川修司さんにしたいです。キャリアはそこそこ17年くらいになるんですけども、1から学び直す謙虚な気持ちで一緒にこのEvolutionを盛り上げていきたいと思っております」と強い意志を示した。